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ECCL今月のオススメ本

ECCLインターン生がオススメ本をご紹介!


今月のオススメ本:1月
『市場を変えろ:既存産業で奇跡を起こす経営戦略』
―先見の明を持て!!―

あけましてあめでとうございます!en Career Creation Lab(ECCL)運営事務局インターンの小林です。

今年は東京オリンピックが開催されるなど面白くなりそうですね!2020年も良い1年になることを願っております!!今年もよろしくお願いします!

今月もECCLオススメ本のコーナーやっていきたいと思います。

今年一発目のオススメ本は『市場を変えろ:既存産業で奇跡を起こす経営戦略』です。早速レビューしたいと思います。


 

本の概要

この本は既存産業をどのようにイノベーションしていくのかを具体的な経営戦略で概説し、今の日本企業に何が必要かを主張したビジネス書籍です。

クレストホールディングス株式会社代表取締役社長の永井俊輔氏がLMI(Legacy Market Innovation)戦略で日本の既存産業に変革をもたらす重要性を主張しています。LMI戦略とは、市場の成長性と生産性が飲み悩んでいる『斜陽産業』と呼ばれる産業に「新しいアイデアやテクノロジーを導入し、収益性を高める」ことで「既存の商品やビジネスモデルの価値や意味」を作り変え、「『あの業界で働きたい』と誰もが憧れるようなマーケットに刷新する」ことを指します。

その具体的な戦略として、既存産業の企業=レガシー企業が、様々なロジックフレームを駆使し、ベンチャー企業との共働等を行うことで変革を試みる・・・という内容です。

筆者の経営者としてのストーリーから具体的な戦略、将来の日本企業にかける想いまでぎゅっと内容の詰まった本でした。

この本を読んだキッカケ

私がこの本を読もうと思ったきっかけは

① ECCLインターンからの推薦
② マーケティングや経営戦略に興味があったから
③ そんなに厚い本ではないのですぐ読めると思ったからです。

ECCLインターンの内定先の社長さんが書いた著書ということで、とても親近感を持って読ませてもらいました!

オススメPOINT

① これまで大きな成長を遂げた大企業もLMIで変革したことが裏付けされている
② 「斜陽企業」だからこそできることがある
③ 今こそ「変える」とき!

この本で主張していることが、いわゆる多くの大企業は既存産業がイノベーションを起こし現在の姿まで成長したということです。任天堂も花札などを販売している会社でしたが、今となっては世界的なゲームメーカーになってますよね。

一見、現状では危ないんじゃないかとおもわれる産業でもその産業における他業者とのパイプや製品・サービスの技術力、独自性などをもっている企業は日本には沢山あるということを筆者は指摘しています。そういった企業が新しい技術や異なる産業と掛け合わさることで、大きなシナジーを生む可能性が大いにあり、今こそ各市場が変革する時ではという投げかけが筆者の主張です。

こういった視点で「自分が変えてみせる」という意志で就職活動していれば、今見ている景色も違ったのかなぁ(笑)

ある意味、これまでの就職活動を考え直す変革期なのかもしれませんね。

最後に

「ここ数年、こっちの企業の方が業績がいいから・・・」
「あそこの企業は、今は危ないでしょ・・・」

そんな理由で就職活動していませんか?

それも確かに重要な就職活動の視点かもしれません。しかし、あなたが変革を促して成長する企業もその中にあるのかもしれませんよ。結局人間先のことは見えないので何とも言えませんよね。

もしかしたら、20年後の世界のトップ企業が、今の「斜陽企業」かもしれませんよ・・・

 


◆編集者◆

小林航大
ECCLインターン生。趣味は読書と海外旅行。大学二年次に単身ガーナへボランティア渡航。その経験から現在大学院修士課程で国際協力や国際ボランティアについて研究中!!「とにかく世の中明るく変えたい」そんな気持ちで就職活動をしていました! よろしくお願いします!!

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