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Change #2

ECCLに参加後、体験型プロジェクトに参加!
大谷さんが学んだこととは?

誰かのために徹底的に向き合う
そこから得た成長とは


ECCLとNPO法人鴻鵠塾(こうこくじゅく)のコラボレーション企画として、「体験型プロジェクト」を行なっています!このプロジェクトでは、「自分の未来を創る」をスローガンに、首都圏と地方、社会人と学生、ベテランと若者などを繋ぎ合わせ、ビジネスや社会課題の現場に徹底的に向き合い、成果を追求します。プロジェクトを通して職業に対する考え方や視点を高めることを目指しています。

 

今回は2019年度に行なった【狭山茶プロジェクト】に参加したECCL修了生 大谷さん(大学3年生)にインタビューを行いました!


 ECCLと出会い、見つけた、彼女の“change”に迫ります!!

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◎狭山茶プロジェクトとは?◎

「お茶農家と協力し、農業の課題を解決する」ことをミッションに発足したプロジェクト。様々な大学に属する6名の学生が、約9ヶ月に渡って埼玉県の名産である狭山茶の農家「ささら屋」 ( https://www.sasaraya.com/) の課題解決に取り組んだ。

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将来のコト、何から始めればいいんだろう?

ーーー大谷さんがECCLに参加したのはいつ頃ですか?

 

2年生(新三年生になる)の春休みに参加しました。ぼんやりと就職活動のことが頭にありましたが、実際何から始めればいいかわからないので、手の届くところからやってみようと思って申し込みました。就活のことや将来のことをこれまで意識したこともなかったので、いい機会だと思いました。

 

ーーー就活にはどんなイメージを持っていましたか?

 

私の兄が就活で苦労していたのをみていたので、なんとなく早めに始めたほうがいいのかな、とか、しっかり準備をしないと、と思っていました。

 

ーーー2年生まではどんな学生生活を過ごしていましたか?

 

遊んでばかりでした(笑)サークルと、目の前の授業とバイトをひたすらこなす生活でした。

 

―ーーECCLの講座を受けて印象的だったことは?

 

2つあります。1つは、「win-winの考え方」に出会えたこと。プログラムの中で、チームによって特性があったことも面白かったです。計画をしっかり立てて臨むチームもあれば、すぐ行動するチームもあって。その中でお互いにとって良い関係を築いていくことが印象に残っています。

2つ目は、「相手目線」になれたことです。ワークを通して、自分が気にしていることを相手はあまり気にしていなかったり、自分の伝えたいことを相手が求めている訳ではないことにも気がつきました。面接をする側の目線を考えるきっかけにもなりました。

狭山茶プロジェクトとの出会い

インバウンドに関する勉強会に参加したことがきっかけでプロジェクトのことを知りました。ECCLと鴻鵠塾さんとのコラボ企画で、毎月様々なテーマで勉強会を行なっていて、「社会人の方と話せるイベントだし、ちょっと行ってみよう〜」という軽い気持ちで参加しました(笑)

 

プロジェクト参加の動機は、出身地である埼玉県に関わるプロジェクトだったこと、もう一つはECCL2日間の講座で同じクラスだった子もプロジェクトの参加を迷っていたので「二人だったら怖くない!」と思って一緒に参加することにしました。

 

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◎狭山茶プロジェクトの主な活動◎

農家さんの課題や市場分析などのリサーチを行い、「六次産業として生産しているお茶の入浴剤の販路拡大」という課題解決に向けて活動。埼玉県内のゴルフ場に営業を行い販路拡大を実現。11月には約150人の観客に向けて成果発表プレゼンを行った。

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大変だったことや難しかったことは?

色々ありますが、、厳選して3つです(笑)

 

まず1つ目は、ゼロから考えてプロジェクトを動かしていくことが大変でした。一次産業はどういう状況なのか?そもそもお茶農家や飲料業界の現状など、知らないことばかりだったので、データや情報を集めることから始めました。課題を発見するまでのプロセス、そこから実行していくこと、結果を出すことも、自分たちでゼロから考えていくことが楽しくもあり大変でした。

 

2つ目は、課題設定後どのプロセスで解決に導くか、という選択も難しかったです。どうすれば、収益を生むことができるのか、みんなで何度も何度も話し合いました。
学生で集まってアイデアを出して、企画案をまとめて、社会人のメンターさんに自分たちの案をプレゼンしてズバズバ突っ込んでいただいて・・・という繰り返しでした。週1ペースで学生で集まるか、オンラインMTGをしながら、何とか企画を立案していった、という感じでした。




3つ目は、プロジェクトの最後に行う報告会の準備が大変でした。自分たちのスケジューリングでは、二週間前くらいにある程度完成している予定でしたが、メンターさんのアドバイスを受けて、プレゼン内容を前日に全て見直し、組み直しました。来場者が聞きたいことと、自分たちが伝えたいことが一致していなかったのが原因です。相手目線の大切さを改めて確認し、短期間でみんなで作り上げたという達成感がありました。


メンターさんのアドバイスで印象に残っていることは、自分たちの意見に、「どうしてそう思ったのか」をいつも聞いてきくれたことです。「なぜ?なぜ?」を聞いてくださったので、自分たちの意見やアイデアを客観的に見られるようになりました。

 

ーーー嬉しかったことは?

 

営業で成果につながったことです。テレアポと直接営業をしていたんですが、地元の商品を取り扱いたいという思いを持たれているゴルフ場も多く、ニーズがあり、購入してくださったことが嬉しかったです。

 

また、最後の報告会をメンバーみんな笑顔で終われたことがすごく良かったです。メンバーと、自分たちの活動をやり遂げられたことを実感できました。会場にいた多くの人が声をかけてくれ、その場でささら屋さんの製品も買ってくれました!

プロジェクトを通しての学びは?

1つ目は、自分の視野が広がりました。このプロジェクトをしていなかったら、一次産業にも関心を持たなかっただろうし、お茶業界について知ることがなかったと思います。自分たちの日々の消費についても客観的に捉えることができました。価格低下や消費の低下など大きな課題に直面しながらも、その状況をポジティブに捉え、頑張っている農家さんがいることを知り自分にできることを考えるきっかけになりました。

 

2つ目は、ビジネスの視点を持てるようになりました。ささら屋さんのためにしたいことはたくさんある、でも収益が出ないと意味がなくて。メンターさんとの関わりの中で「なぜそれをしたいのか、それに利益は出るのか?」と、自分たちのしたいことがビジネスとして成り立つかを考えるようになりました。これまでのバイトやサークルなど学生生活で利益を追い求める機会はなかったですし、このプロジェクトを通してビジネス経験を持てたことは大きな経験でした。

 

この経験は就職活動にも活きています、「社会貢献」をうたっている企業さんもありますが、ビジネスとしてどのように成り立ってるのか、その本質を見るようになりました。

 

最後に、様々な人との出会いです。大学も考え方もバラバラな学生メンバーとはプロジェクトがなければ出会わなかったと思います。「そんな考え方もあるんだ!」と刺激を得ることも多く、自分の視野が広がりました。尊敬できる社会人メンターの方との出会いも大事な機会になりました。休日や平日の夜も時間をとってくれて、優しくも厳しく協力してくれたことに感謝しています。


まだプロジェクトに参加したことない学生へメッセージをお願いします!

私が最初に参加しようと思った理由は「なんか面白そうだな〜」でした。少しでも心が動いた人はぜひ一歩踏み出してほしいなと思います!

学生だからこそできる経験だと思いますし、他の学生でこんなにリアルな社会体験を積める機会はないので、ワンランク上の本気の経験をしたい人はぜひ!




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