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Change #4:山梨学院大学 志村武尊さん

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Change #4:山梨学院大学 志村武尊さん
今回は、NPO法人鴻鵠塾※1 が実施している狭山茶プロジェクト※2 に参加したECCL修了生で大学3年生(2021年1月当時)の志村くんにインタビューを行いました!

山梨の大学に通っている志村くん。コロナ禍での活動ではありましたが、このプロジェクトをきっかけに大きく成長できたようです。

※1:NPO法人鴻鵠塾は、2008年に活動開始した学生のキャリアを支援する団体。社会人との交流、勉強会、実社会での体験プログラム等の参加機会を学生に提供している。
※2:狭山茶プロジェクトとは、「お茶農家と協力し、農業の課題を解決する」ことをミッションに発足したプロジェクト。様々な大学に属する6名の学生が、約9ヶ月に渡って埼玉県の名産である狭山茶の農家「ささら屋」 ( https://www.sasaraya.com/) の課題解決に取り組んだ。



―目次―

新たな刺激を求めて

――志村くんがenキャリに参加したきっかけは?

2年の12月頃に、就職活動やインターン等に参加し始めていた頃でした。山梨の小さなコミュニティを出て、外の空気から刺激を受けたいなと思っていた時にインターネットで見つけて参加しました。

――enキャリで印象に残っていることはありますか?

ディスカッションの深さに刺激を受けました!大学内でもキャリア系の授業はあったのですが、なんとなく浅い議論になってしまうことが多くて…。だけどenキャリの参加者は自分から応募しているので、普段からキャリアについて深く考えている人が多かったのでたくさん刺激を受けました。

――その後もエン広場に来てくれた理由は?

空き時間暇だからなんとなく行っていた感じもありました(笑)
だけどやっぱり人と話したいなっていう思いもあって行っていましたね。en広場でECCLのインターン生がいろいろと話してくれたことも印象に残っています。

狭山茶プロジェクトとの出会い、参加の理由は?


――enキャリ後のイベントで狭山茶プロジェクトのことも知ってくれたのですか?


はい。2年生の2月中旬の証券やコンサルを経験されている方が講師の回でした!モノづくりとコトづくりどっちが強いかっていうトピックだったと思います。

――難しいテーマだったと思いますが、参加してくれた理由は?

年度末で次にどんな活動しようかって考えていた時期で。インターンなども探している中で、ちょうど大学でイノベーションの授業を取っていたので、なんとなく行ってみようという気持ちでしたね!

――プロジェクトの説明を聞いて参加した決め手は??

学生がどの範囲まで関われるのか、という点ですね。ベンチャー企業のインターン等も調べていたのですが、話を聞いて狭山茶プロジェクトの方が学生が関われる範囲が深いと思いました。ゼロの段階から企画を学生が考えていくものだったので、得られるものが多そうだと思って、トライしようと思いました!

狭山茶プロジェクトで得たものは?


――プロジェクトを振り返って大変だったことを教えてください。


営業に行く前の計画立てです。最初は企画なんてすぐできると思っていたのですが、実際に関わるとメンターの方にボコボコに指摘されることが多くて…。自分がここまで社会に通用しないのだと実感しました。
その中で目的と手段をしっかりと意識することは叩き込まれました。営業はただの手段だと言われた時、自分は逆に考えていたのでとてもギャップを受けました。進めていると目的を忘れて手段に固執してしまうばかりで…。右も左も分からないまま、動き出すまでの計画立てが本当に苦労しました。

――メンターさんの言葉で印象に残っているものはありますか?

プレゼン後に「それで君たち何がしたいの?」って問われたことが印象に残っています。
自分たちで目的から手段まで考えたプレゼンしたことに対して、その根本を問いただすような言葉でした。的確だけどすごく悔しかったです。

――プロジェクトにはどれくらい時間をかけていましたか?

プレゼン前になると毎日のように話し合っていました。進める中で徐々に個人の得意なことも分かってきて、ミーティング以外でも個人や細かいグループで進めることも増えていきました。

――プレゼンの最後に志村くんは「めちゃくちゃ頭を使いました」って言っていたことを覚えています。どうしてそう感じましたか?

ささら屋さんの看板を背負って営業活動をするので、無責任なことはできない上に分からないことだらけで必死に考えないといけない状況だったので。メンターの方にも学生だからこのレベルで良いという妥協なしに関わってもらったので必死になれました!

――プロジェクトを通して得られた一番の学びはなんですか??

やっぱり目的と手段を明確に考えることですね。もう一つは双方向の視点を考えることです。自分たちは何が目的で、ささら屋さんは何が目的で、営業先は何がメリットで、というようにお互いにwin-winになるように考えることを学びました。どちらもよく言われることですが、自分が当事者として意識することが初めてでした。

――プロジェクトを通して自分自身が変わったことはありますか??

大学のゼミでも何を目的にするのか手段にするのか考えるようになりましたね!机上の空論だけでなく、どう実現させるのかが大事だと考えています。ロジカルに考えることはできても実際には様々な制約の中で自分たちのできる最適な手段を考えていくことが難しいんだなって、身をもって学びました。

「周りに目標を持たせられる人」を目指して

――志村くんは今後のキャリアについて考えていることはありますか?

周りの人に目標を持たせられるような人になりたいと思っています。そのために人より努力して経験を得て、力をつけて市場価値の高い人になりたいです。
組織にいるからという理由ではなく、個人として信頼を勝ち得て仕事を得られるくらいの結果を残していきたい。負けず嫌いなので!

――組織にいるから任せられるのではなく「志村くん」だから任せたいって思われるようにですね。

はい!40代くらいになったら大学生の外部講師もやってみたいです。人に影響を与えて変わっていくのって面白いなって思います。そのためにはそれなりの知識と経験を身につけて、色々な選択肢が取れるように頑張っていこうと思います。


インタビュアー:ECCLスタッフ 足立美波
ライター:ECCLインターン 高橋湧起

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