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Career Creation STORY #16:株式会社リノベリング 西えみりさん

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Career Creation STORY #16:株式会社リノベリング 西えみりさん

今回インタビューさせていただいたのは、株式会社リノベリングで新卒2年目としてご活躍されている西えみり(にしえみり)さんです。西さんは立教大学を卒業後、新卒でリノベリングに就職、現在は全国のリノベーションまちづくり推進都市を担当しています。

インタビューでは、西さんの学生時代から就活時代、現在のお仕事、社会人になったからこそ感じることについて聞かせていただきました。この記事では西さんの学生時代から就職活動を通して、現在の会社に至るまでの体験談や気づき、西さんが今後どのようなキャリアを築いていきたいかについてお届けします!



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―目次―

人が繋がる場所~コミュニティとの出会い~

―最初に西さんの学生時代についてお伺いします。学生時代に打ち込んでいたものを教えてください。
学生の頃は、学業としてコンテンポラリーダンスについて学び、授業やサークルで踊る毎日を過ごしていました。
またコミュニティに属することが好きで、大学内外問わず、興味のあるものには飛び込むようにしていました。そのなかで特に印象に残っているのは、映画解説者の中井圭さんがされている「偶然の学校」と学内の取り組みとしてあった東日本大震災の被災地交流プログラムです。

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―「偶然の学校」とは初めて聞きました。どんなものでしょうか。
「偶然の学校」とは、自分の興味だけでは辿りつかないあらゆる文化や技術を座学やワークショップを通して学ぶ学校型のコミュニティです。他人の興味に関心を持てる素敵な大人たちと友達になりました。

被災地交流プログラムでは東北の様々な地域のコミュニティを自分の目で見て回り、だんだんと「コミュニティってすごく人間が欲しているものであるし、純粋に面白いかもしれない」と感じるようになりました。いろんなコミュニティを体験した結果、コミュニティが生まれる過程に携わることのできるまちづくりに興味をもつようになったのかもしれません。

―次に学生時代の経験で今の生活に活きていると感じるものがあれば教えてください。
ダンスで培ってきた忍耐力や、ダンスを通して繋がっていくコミュニティや人付き合いは今の生活に活きているかなと思います。

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就職活動は自ら企業へ直談判!?

―学校外でも様々な活動をされていたんですね。就職活動はいかがでしたか?
学部の友人は、ダンサーを目指す人、映画や写真など色々な媒体で表現をする友人が多かったので、私もつられてクリエイティブ系も良いかなと思っていました。しかし、合同説明会に行っても全然話がピンとこなかったり、SPIテストや勉強に身が入らなかったり、「ちょっと違うな」と感じていました。

一番決定的だったのは、面接で「将来の夢は何ですか」と聞かれ、自分が真剣に話したことを流された時の違和感です。

―となると、会社選びは結構苦労されましたか?
そうですね、違和感を感じてからは自分の気持ちが響くところを受けようと就活をシフトしました。
ここからはひたすら、コミュニティデザインや地域コミュニティで検索をして、ヒットした会社に「私の話を聞いてください!」とメールを送っていました。

 ―自分から気になる会社に連絡をされてたんですか!すごい行動力ですね!
ありがとうございます。ただ、返信を貰えるところと貰えないところがありました。
そのなかで返信が貰えた会社の一つが弊社リノベリングです。取締役の水上と出会い、自分の今の想いを伝えた所、好意的にかつとても肯定的に聞いてくれました。
すごく嬉しくて、直感的にリノベリングでなら自分らしくいられると思いました。

お金を稼ぐためだけに仕事を選ばなくて良いということを感じられ、やりたいことを仕事にしているお手本となる方々とお仕事ができる環境に身を置けると思ったのがこの会社を選んだきっかけになっていると思います。

 ―まちづくりと言うと、不動産業界などにもご興味はありましたか。
実は不動産は全然見てなかったんです。まちづくりといっても、色々あると思いますが、私がやりたかったのは人と人を繋ぐところです。
他業界などもみましたが、やはりまちづくりの現場で関わる人達のサポートだけでなく、何か創り出していけるようなプレイヤ―として、いずれ自分も活躍してみたいなという気持ちも強くもっていました。

 ―そうだったんですね。ちなみに西さんが就職活動を通してここだけは譲らないと決めていたことはありますか。
一緒に働く方が尊敬できるかどうかですね。仕事は1日の間でかなりの時間を割くので、嫌な気持ちで働きたくないですよね。
限られた人生なので、「この人に付いて行きたい」と思える人が会社にいるかどうかというのは軸としてあった気がします。

知りたい情報がインプットされる環境~学びのある日々~

 ―仰る通り、一緒に働く仲間って大切ですよね。では、実際にリノベリングで働いて良かったと思う時はどんな時ですか?
知りたい情報がインプット出来る環境で働けているなと感じる時です。
弊社はリノベーションまちづくりを推進している会社です。
地域に眠っている空き家などの潜在資源を対象として、その場所にどのような事業を提案していけば、まちにとってプラスになるものが生まれるのかと、「リノベーションスクール」の活動を通して地元の人と一緒に考えています。

 ―なるほど。ところで「リノベーションスクール」とは何でしょうか。
リノベーションスクールは、全国の自治体から依頼を受けて開催するもので、どうすればエリアの価値を上げ、地域を生まれ変わらせることができるかということに真摯に向き合うスクールです。
講師の方々は、まちづくりの世界において著名な方ばかりです。そんな方々の講演を聞けたり、時には直接お話が出来る機会があります。大変ありがたい環境です。

 ―常に刺激のある環境だと学び続ける姿勢も自然と身に付きそうですね!西さんは入社されて今年で2年目ですが、意見を求められる機会は多くなりましたか?
弊社は1年目からもどんどん意見を求められる社風です。
まだ任されていることは多くないですが、新人という扱いはなく、対等な関係にあります。それが自分には心地よくて、対等に見てもらえているのが伝わってきて嬉しいです。

 ―素敵な会社に出会われたんですね!では、次に西さんの仕事のやりがいについて教えてください。
仕事のやりがいは、やはり日々学びがあることと、やりたいと思っていることに対してヒントが得られること
です。
スクールの講師の方々も社員も話をしっかり聞いて下さる方が多いです。お互いが1人の人間として応援し合う感じです。この環境にいれて良かったと感じます。

―魅力的な環境ですね。一方で、社外の方と関わる機会も多いと思いますが、人と関わるうえで大変だと感じることはありますか。
人と関わるうえで大変だと感じることはあまりないですね。自分がやっていきたいことを素直に話して自分らしくいることが大切だと思います。会社の人間ではありつつも、「私」という人として、相手と接することを目標としています。自分が腹を割って相手を信頼して話せば、相手も信頼してくれるという関係性が生まれると思います。

自分らしく、気持ちに素直に!

 ―素直さはいくつになっても大切ですね。ちなみに西さんが学生から社会人になって変化した考えはありますか。
基本的には変わっていないと思います。強いて言うなら、自分の軸が社会に出てから肉付けされている感じがあります。
自分らしく働けることは、自分が選んだ決断が正しかったということを実感させてくれます。大学でダンスをしていたことも、コミュニティを見つけたことも、この会社に入ったことも、側から見ればあちこちに手を出しているようですが、私の中ではしっかり繋がっているように思います。

―西さんが自分らしくいられる環境を大切にされていること、気持ちに正直な姿勢がとても素敵だと感じました。
   そのような姿勢を貫けるのはなぜですか?
私はすごく自分が幸せでいたいので、自分がどうすれば喜ぶのかというのは常に考えていると思います!自分に嘘はつけないですね。楽しくて笑ったり、悲しくて涙が出たり。身体の反応は一つの自分の判断基準として持っています。どうせやるなら楽しいことをしたいと思って日々行動しています。それが結果的に周囲に伝わっていくのではないでしょうか。

今後のキャリアビジョン~アートなまちを創りたい!~

―次に西さんの今後のキャリアビジョンについて教えてください。
私の将来の夢はアートギャラリーのようなものを運営することです。
アーティストの友達は、資金不足などを理由にアーティストの道を諦めて就職の道を選んだ人が多いんです。都会はたくさん芸術に触れられる機会がありますが、一方地方にはまだ浸透していない所が多いように感じます。

これは、子どもたちの将来の選択肢を狭めることにもなると思います。こういった課題意識もあって、地域コミュニティに目が向いているのかもしれません。
アーティストの支援をしたかったらダイレクトに芸術系の世界に行けば良かったのかと思うかもしれませんが、内輪だけで活動していても、日本の芸術に対する理解は変わらない。だからもっと大きな規模で行動していきたいという考えに至りました。

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―確かに、内輪だけではなく、より多くの人たちに広めたいですよね。
はい。まちには子育てをしている人、単身で働いている人、子どもや高齢者など様々な人が生活しています。
住んでいるだけで自分の知らない世界を知っている人に会える場所がまちなんです。そんなまちにもっとアートを置けたら、アートと出会う機会が増えて、色んな世代や属性の人の交流が増えて、アートも広がっていくのではないかと考えています。

―それでは、ゆくゆくは独立なども考えているのでしょうか。
そうですね。いずれは自分でそういうことをやっていけたら良いなと思っています。私がまちづくりを通して様々な人たちと出会い、まち全体でいろんなアーティストたちと一緒に色々な活動をすることで、「芸術って良いかも」と自然と広がっていく光景が見られたら私は幸せだろうと思います。
野望ですが、いずれは独立をして、自分もアーティストとして生きていきたいなとも思っています。欲張りですが、夢は大きくということで(笑)
 
―アーティスト!かっこいいですね!就活にも、働き方にも色々な道があるとインタビューを通して感じました。それでも社会人になるのは少し不安です…。
自分がやりたいと思うことに素直になって仕事を選ぶことや、キャリアを選ぶことはすごく大事だと思います。
また今は自分のやりたいことを仕事にできる時代になっていると思いますので、妥協せずに取り組んでほしいです。もし何かちょっとでも違うのかなと思ったら、その道は方向転換したり、色んな解決策があるので考えてみてほしいです。

類は友を呼ぶ!~楽しい大人は楽しそうな人に寄って来る!~

-それでは、最後に就活生を含めた学生たちにメッセージをいただきたいです。
学生時代は、「学生が終わるのはさみしいな」とか、「社会人になるのは嫌だな」と思っていましたが、社会人って意外と楽しいですよ。社会に出て、楽しい大人が結構いるんだと気がつきました。

大学生のころ、楽しそうに働いている大人は周りにあまりいませんでしたので、不安に感じることも多かったです。楽しそうな人の周りには楽しそうな人が寄ってくるし、怖い顔をしている人の周りにはなかなか人は寄り付かないですよね。
だから自分も常に笑っていようと心がけています。自分が楽しいからこそ周りを楽しくできると思います。同じように自分が幸せだから周りも幸せになると思います。

私は今、常に刺激がある日々で、関わる大人が人生楽しそうな人たちばかりです。常に何かしようと、勉強しようとしている大人がいるという発見は驚きました。そんな人たちと一緒に居られると学びだらけです。
自分が幸せだと思える選択をして、就職活動頑張ってください!

インタビュー後記

社会に出てからも自分らしく働いている西さんにお話を伺い、社会人として働くことは辛いことばかりではないと感じられました。日々学びがあると話す西さんは、とてもイキイキしていて素敵でした。インタビューを通して、自分の気持ちに素直になり、やりたいことに向かって進んでいくことの大切さを考えることができました。自分の気持ちに素直になって働くことは自分の幸せにもつながり、自分の幸せは派生して周りの人たちをも幸せにしていくのだと思います。また誰かを想って働くことも同様に自分を幸せにすると思いました。最後にお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!

(インタビュアー:ECCL修了生 大学3年生 杉本玲)

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