【特別レポート 第1弾】
仕事で成長したい人が
企業選びで見るべきポイント
エン人材教育財団の新事業「CareerSelectAbility賞」から、
学生の皆様に企業選びのポイントをお届けします!

どの業界・どの企業からも「ほしい!」と思われる人材として、何歳になろうと、どんなステージでも活躍するために、ファーストキャリアでどんな成長を遂げたいですか?皆さんが活躍する人材へと成長するために、大事な観点があります。それは「ファーストキャリアでどのような環境を選ぶか」ということです。
いよいよ就活本格始動の時期。今年就活の人も、来年以降の人も、コロナウィルスの影響など、先行きがわからない情勢に不安を感じているのではないでしょうか。こんな時こそ一旦立ち止まって、自分が働く上で何を大切にするかを考えてみましょう。
□仕事で成長したい
□できるビジネスパーソンになりたい
□どこでも活躍できる力を身につけたい
□夢中になれる仕事がしたい
上のチェックに一つでも当てはまる人は、これから紹介する企業選びの4つのポイントをぜひ確認してください!
この4つのポイントは、私たちが考える「成長に必要な環境」です。
「どこでも活躍できる力」=【 CareerSelectability®(キャリア自己選択力®)】 を身につけるためにはこの環境が揃っている企業で懸命に仕事に取り組むことが必要です。
一つずつ説明しましょう。
①切磋琢磨
社内外の競争が激しく、成長基調で活気がある

例えば、その会社が属しているマーケット(市場)にそれなりの規模と競争があること。トップシェアでなくても、上位争いに加わり、成⻑していること。あるいは、マーケットがまだ小さく、市場開拓に苦労していること。社員同士も競争し合い、刺激と緊張感のある環境であること。
こういった社内外の激しい競争により、切磋琢磨し、力を高め合う環境が生まれます。また、成⻑基調の会社は活気があり、成功体験も積みやすいため、力がついていくのです。
②チャレンジ
20代からチャレンジングで困難な非定型業務に挑戦できる

自分の実⼒以上の仕事にチャレンジさせてくれる風土か。
課題解決に向けて、脳に汗をかく仕事か。
「20 代」からそういった仕事を与えてくれるのか。
20 代の伸び盛りの時期に、力をつけられる環境かどうかは、人生100年時代においてキャリアのスタートダッシュをきれるかどうかに関わってきます。
③実力主義
性別や国籍、学歴や在籍年数にかかわらず、正当に評価される

差別なく、正当に実⼒で評価されることは⼤切です。どんなに一生懸命に働いても、それが報われなければ、やる気を失ってしまいます。評価制度が年功序列ではなく実力主義かどうかをチェックしましょう。若いうちから重要な仕事を任されている⼥性社員に会わせてもらうことで、本当に「⼥性活躍」が実現できているかも聞いてみるといいでしょう。
④正義
本業の商品やサービスで、社員が主観正義性を実感できている

【主観正義性】とは、「まだ社会的には問題とされていない事象を、主観的に問題と捉え、自社なりの正義を主張すること」です。つまり、「顧客に対してこんな価値を提供したい」「どんな社会にしたい」といった思いを持っていることです。
この思いなしに、売上・利益だけを懸命に追って働き続けられるでしょうか。いつか一生懸命働いている自分に⽭盾を感じるのではないでしょうか。そんなもやもやした想いを持って仕事に挑んでも、成長できるとは思えません。
人事や経営層から、会社として思い描く「正義」が何か、というメッセージが読み取れるかどうか。社員の話から、現場でも本気でその「正義」を貫こうとしているかを見極めることが大切です。
また、「CSR(企業の社会的責任)の一環としての社会貢献活動」ではなく、本業を通じて行っているかという点も大事です。
まとめ
仕事で成長したい人は、ぜひ4つのポイントを軸に企業を見てみてください。
私たちはこんな企業が増えていってほしい!と考え、今回人が育つ企業を表彰する「CareerSelectAbility賞」を創設しました。
第一回の今年、4社が受賞しています。この4社は4つのポイントが揃った人が育つ企業。是非チェックしてみてください♪
各ポイントの具体的な例やチェック方法は、次回以降お伝えしていきます。お楽しみに!
