ECCL修了生の『納得就活』#4 〜大手通信会社KDDI内定/納得就活ストーリーをインタビュー!〜

始めはIT業界を見ていたものの、学園祭実行委員の経験を通じて形成された「人と人を繋げて、社会を後ろ側から支える仕事がしたい」という軸をきっかけにインフラ業界を中心に見始めたそうです。
しかし、インターンも行っていた第一志望の企業がまさかのES落ち。そこから心機一転、就活をリスタート。最終的に5社からの内定をもらい、考え抜いた末に来年の4月から大手通信会社のKDDIに入社予定です!
「どのようにして企業を絞っていったか?」などFさんの就職活動についてのお話を聞きました!
―目次―
内定先/入社の決め手は・・?
―こんにちは!まず内定先について聞かせてください!
来年の4月から通信会社のKDDIに入社予定です。
仕事内容としては、代理店営業を行うコンシューマーサービス、対企業向けの法人営業、その他にもコーポレートなど仕事内容は多岐に渡っています。
通信大手3社の中でもKDDIは2社に比べて法人向けに今後拡大していく予定で、私の軸の「人と人を繋げて、社会を後ろ側から支える仕事」にマッチしているなと思っています。事務系総合職なので、今後何をやるかはまだ決まっていないんですけど、将来的には法人向けの企画なんかもやりたいと思っています。
ーちなみに他の企業からも内定はもらっていたのですか?
他に4社からいただいていました。IT系1社と教育系1社、あと物流系2社からいただいていました。
―5社も内定があったんですね!ちなみにそこから内定先の会社を選んだ理由や決め手などはありましたか?
かなり悩んだんですけど、最後は人で決めました。
KDDIの最終面接の時に3人の役員の方と面接したのですが、未来に対するビジョンや考え方を親身に話してくださって、この人たちが将来上司になる可能性もあると考えたときに、尊敬できる人がいる会社で働きたいと思ったのが最終的な決め手でした。もちろん、そこだけじゃなくて業務内容であったり、自分の軸に重ねて将来的に何をやりたいのかなども丁寧に考えて決めました。
―軸のところは後ほどさらに詳しく聞きたいと思います!ちなみにFさんは色々な業界から内定をもらっていますがどのようなところを見ていましたか?
「社会を後ろ側から支える」という大きな軸があったので、基本的にインフラと呼べそうな業界を中心に受けていました。例えば、教育って広い意味で言えばインフラとも言えるじゃないですか笑 通信、鉄道、物流なども受けていました。
他には元々文化祭の実行委員の方でIT係をやっていて、ITに関心があったので最初の方はIT業界を受けていたりしていました。
就活のスケジュール / Fさんのモチベーションとターニングポイント
―Fさんの就職活動のスケジュールを教えてください!
―始めたときのモチベーションがすごい高いですね!何か理由はありましたか?
私はこれまでの人生で、進路選択の時にとことん考え抜くタイプでした。例えば文理選択とか。だから性格的に就職活動でも後悔したくないと考えていた部分がありました。
―そこから少し下降気味に・・・
夏インターンに行き過ぎて、体力的にもしんどくなって次第に下降していきました。
あとやらなきゃいけないことも分からなくなってきたのも大きかったです。自己分析もしなきゃいけないけど、どうやればいいんだろ・・・みたいな。だから3月に就活解禁してからはやることがはっきりしたのでモチベーションも上がりました。
―Fさんの一番のターニングポイントはどこですか?
やっぱり、第一志望の企業にESの段階で落ちたことですね。ESを30社出していて、一社一社の内容が薄くなってしまったこととか原因は色々あったと思うんですけど。。。
就職活動を「やっている風」で進めていて、ちゃんと考えずにエントリーしていなかったな、ということを思い知らされました。
―そのターニングポイントから大きく変わったこととかありましたか?
自分ありきで就活していた、ということに気づきました。「自分の強みはこれだから、この企業に合う」みたいな感じで、自分主体で企業選びをしてしまっていました。
そこからECCLの就活スタートアップ講座でもらった紙とかを見返して、“企業が何を求めているのか”というのも考えるようになりました。そのあと、受けた企業は辞退を除けば全て内定をいただくことができました。
―考え方次第でそこまで結果が変わってくるんですね!
就活の軸 / どうして通信会社に?
―Fさんの就職活動の軸を教えてください!
軸は
① 人と人を繋げ、社会を後ろ側から支える仕事
② 影響力の大きい仕事
③ 挑戦できる環境
です!
3つとも学園祭の実行委員から形作られました。就職活動をしていく上で、途中からB to Bの企業を重視していたんですけど、これは1つ目の軸が大きいですね。
―それではまず1つ目の軸の「人と人を繋げ、後ろ側から支える仕事」から伺いたいと思います。これはどのように形作られましたか?
自分の今までの人生を振り返ってきたときに、中学の生徒会、高校大学の文化祭実行委員でも、誰かが活躍する場を整えて、当日そこで活躍している人を見るのが自分として大きなやりがいを感じて、それを仕事にしていきたいなと考えるようになったのがきっかけです。
学園祭でも、これまで繋がりがなかった団体を繋ぎ合わせることにすごくやりがいを感じていました。
―2つ目の影響力は・・・?
「新たな当たり前を作りたい」と言っていました。文化祭の実行委員でもサイトの作り方を新しいものを定着させていて、新しいコトを作ってそれを定着させていくっておもしろいなと感じたのがきっかけです。
―軸が見えてきました(笑)最後の「挑戦できる環境」という軸はどこからできましたか?
元々大学受験とかでも、自分よりもワンランク上ということを常に意識してきたこともあります。学園祭に関して言えば、私の部署はあんまり人気がなくて、入ってくる後輩も第4、第5希望で入ってきたりしていて、、
でも去年よりもいいものを作りたいという想いで、後輩のモチベーションもマネジメントしながら挑戦することにやりがいを感じていました。
ECCLに参加して学んだことは?
―ECCLに参加して学んだことはありますか?
先ほど言った「企業が何を求めているかを考える」ということは大きな学びでした。
他には、就活生は内定をゴールにしがちだと思うのですが、「Work hard(ワークハード)」「CareerSelectability®(キャリアセレクタビリティー)」などむしろ「入ってから」何がしたいのか、ということを考えるきっかけをもらいました。
―今の心境を教えてください!
色々考えたんですけど、率直に「終わったんだなあ」という感想です。今はすごい穏やかな気分です。
就活を終えた今、やりたいこと
―今後やりたいことは何かありますか?
就活終わってからは、まずお料理教室に通いたいなと思っています! 他にも友達がやっている、スタートアップ企業の広報をやっているのでそれに注力したり、資格とか、卒論とか・・・ 就活中より忙しいかもしれませんね(笑)
―さすがです(笑)ちなみに長期的にみてキャリアの中でやりたいこととかはありますか?
あります。長期的にみると「仕事と家庭の両立」という私自身の将来の目標があるので、一度休職などをして戻ってくる時にも第一線で働けるように、自分ならではのキャリアやスキルを積みたいと考えています。
これから就職活動を控える後輩に一言お願いします!
就職活動も最後は縁みたいなところがあると思います。どこから縁がめぐってくるのかわからないので、色んな会社があることを知って、視野を常に広げていてほしいです!そのためには業界研究とかはやっておいた方がいいかもしれません!!
最後に今のFさんが書いた、ECCLでも行うワークシートの「win-winの関係」を見せてください!!
数々の壁を乗り越え、無事就職活動を終えられたFさん。就職活動に対する根本的な考え方、試練を迎えた時の乗り越えた経験など本当に勉強になりました!
ECCLで学んだことが就職活動だけでなく、今後のキャリアの面でもお役に立てばとても嬉しいです!
就活後もお忙しいと思いますが、残りの大学生活精一杯楽しんでください!!!