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オススメ本『マーケターのように生きろ―「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動』

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オススメ本『マーケターのように生きろ―「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動』
こんにちは!en Career Creation Lab(ECCL)運営事務局インターンの長嶋です。
就職活動を1年以上継続し、自分自身のキャリアに向き合い続けた私が、学生の皆さんにおすすめしたい本をご紹介していきます!

今回ご紹介する本は『マーケターのように生きろー「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動ー』です!

自分のやりたいことが見つからない…
そんな不安を抱えている学生さんにおすすめしたい一冊!


―目次―


本の概要

「マーケターのように生きる」
それはつまり、「人の期待に応えることを追求する」生き方のこと。

就職活動を始めると、「自己成長」や「自己実現」という言葉を強く意識するようになるかもしれません。私自身も、「自分がやりたいことを見つけなきゃ。」「市場価値を高めるために、成長しなきゃ。」そういった思考が先行し、つい「自分がどうしたいのか」という視点ばかりにこだわっていました。

でもこの本は、「マーケターのように生きれば、“やりたいこと”がなくても輝ける」と教えてくれます。「自分がやりたいこと」ファーストではなく、「相手が求めること」ファーストで自分自身のキャリアを考えてみる。相手が求めることを理解し、自分なりのやり方でそれに応えていくという生き方をしてみる。本の中では、具体的にそれをどう実践していけばよいのかが書かれています。

「やりたいことが分からない…」「際立った個性なんて自分にはないかもしれない…」そんなモヤモヤを抱えている人がいたら、ぜひおすすめしたい一冊です!


この本を読んだきっかけ

「“相手ファースト” という自分にはなかった視点に衝撃を受けたから。」

前述した通り、私自身は就職活動の中で、「自分が実現したいことは何か?」という視点ばかりにこだわっていました。比較的自分のやりたいことが明確だったタイプだからこそ、そこにこだわっていたのかもしれません。「自分の目指す世界観を実現するためには、誰に対して、どんな仕事をしていけばよいのか?」そんな視点で自分のキャリアを考えていました。「自分」ファーストで考えていたんですよね。

一方で、この本を手にした際に、「自分がやりたいこと」よりも「相手が求めること」からキャリアを考え始めてみては?という言葉が目に飛び込んできました。今までの自分の思考プロセスとは真逆。「自分がやりたいことを定めてから、誰に対してそれをやるのかを見つけていく」という私の視点と、「誰に対して貢献したいのかを定めてから、その人が求めることを見つけていく」という筆者の視点。どちらが良い悪いというものではないとは思うのですが、とにかく真逆のプロセスに目から鱗状態で、この本を読んでみようと思いました。

おすすめポイント

1. 今の段階でやりたいことが見つかっていなくても大丈夫なんだって思える!
学生さんの中には「自分がやりたいことが分からない…」という不安を抱える人も多いのではないでしょうか。しかしこの本は、「自分こそが応えられる誰かの期待を見つけて、自分なりのやり方で応えていく」という生き方を教えてくれます。むしろ、自分がやりたいことを追求していても、それが誰かから求められていなければ、幸せとは言えない。相手の求めることをしっかりと理解し、自分のやり方でそこに応えていく。そこを追求していくことで、相手にも喜んでもらえるし、自分自身も成長していける。そんな「マーケターのような生き方」を知ることで、キャリアや将来に対しての不安が和らぎます。

2. マーケティングの考え方を学べる!
私自身、マーケティングを専門的に学んだこともなく、就職先でも営業職で入社するため、正直マーケティングについて触れる機会はあまりありませんでした。しかし、この本は、「マーケターのように生きろ」というタイトルにもあるように、マーケティングの考え方がベースとなっています。本の中では、分かりやすくマーケティングの基本的な考え方やフレームワークについても解説されているため、理解を深めることができます。また、読み進めていく中で、マーケティングの考え方は、マーケティングという職種だけでなく、全ての企業の全ての職種の人たちに活かせるものであるとも実感させられます。だからこそ、これからビジネスパーソンとして活躍していきたい皆さんには、ぜひおすすめしたい一冊です。


最後に

実は私は、この本を就職活動が終わってから読んでみました。

これから就職活動をはじめる方はもちろんなのですが、すでに就職する企業を決め、その企業に入社したあとに活躍していきたいと考えている方にもおすすめです。「相手の求めることは何か」ということから考え始める姿勢は、どの企業・職種を選んだとしても、全員に共通して持っておくべきものだと感じているからです。

ぜひこの本を通して、「誰のために、どう貢献することが、自分にとって幸せなのか」を考えてもらえたら嬉しいです!


Writer:長嶋美奈

ECCLインターン。
2年間の休学を経験し、アメリカのWalt Disney Worldで勤務したり、世界中の青年と共に船で太平洋を横断したり。就職活動では、1年半かけて徹底的に自分自身のキャリアに向き合い、最終的には納得感を持って外資系IT企業への入社を決める。現在は立ち上げた学生団体の運営、高校生向けの教育事業ボランティア、長期インターンなどに取り組みながら、残りの学生生活をエンジョイ中!

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